Q&A_マンション植栽/ビル緑地編

2019-12-17

Q. 庭木や街路樹はなぜ定期的な剪定が必要なのですか。マンションの植栽管理をしないと、どのような問題が起きてきますか。

美観面、実用面、生理面の3つの目的のために、定期的な剪定が必要です。バランス良く美しい姿を保つ美観上の目的。街路樹の場合、倒木の防御や信号や看板が見えづらくならないよう剪定するという実用上の目的。また、敷地内の場合でも、日当たりが悪くならないよう、通風・採光を良くして病害虫を防ぎ、敷地全体のバランスを保つ生理上の目的のために必要です。

人工的な街路樹でよくあるケースが、植地が狭い土地に対して枝葉が繁茂し過ぎることがあります。地上部に対して根の張りが小さいので、不安定に育ってしまいます。地下と地上の植物の大きさをちょうど良いバランスに定期的に剪定しておかないと、台風などで倒れてしまう危険性があります。

 

Q. 敷地内の樹木の調子が悪いのですが、どのような提案をしてもらえますか。

その植木自体が復活しそうであれば、土壌改良などの対応方法を提案します。実際に樹木を診て復活が難しそうであれば、樹種を変えて植栽し直します。樹木の調子悪い原因は様々で、例えばマンションの敷地内でそもそも植栽に適していない場所に植えてしまっている場合も考えられます。もしそこが植栽に適さない環境であれば、植栽せずにオブジェにするなどの方法もあります。

 

Q. 植栽管理とはどのような内容でしょうか。他社との違いはなんですか。

基本的には「樹木の剪定」「刈り込み」「除草または草刈り」「病害虫の防除」を行います。場合によっては「季節の草花の植え替え」も実施します。つまり、敷地内の植栽内容によって、必要な作業を全て行います。Q-GARDENは化学農薬を極力使用しないことが、他社との違いです。

 

Q. 定期点検(年1回)は具体的に何をするのでしょうか。

具体的に、目視による植物・樹木の健康状態の確認と、台風の時に危険な枝葉がないかチェックします。通常の年数回の植栽作業の時にも毎回チェックしますが、大規模な植栽の場合は、年1回の定期点検を実施し、次年度の作業計画を見直すことをおすすめします。

 

Q. 管理作業はどのように報告してもらえますか。

作業写真付きの報告書を作成して、管理組合様宛に提出致します。

 

Q. 他社で植栽工事をしたのですが、植栽管理をお願いできますか。

できます。ただし、新築の場合は「枯れ保証(1-2年)」の期間を、まずご確認ください。

 

Q. 季節に合わせたイベントの飾りなどもお願いできますか。

定植する記念植樹や、住民のコミュニティ形成に役立つような住民参加型のワークショップも行っています。クリスマス装飾などの一過性のイベント装飾に関しては、商業施設のみ対応致ししております。

 

Q. 建物の温度を下げたい場合、屋上緑化あるいは壁面緑化が有効ですか。

屋上・壁面緑化は、ヒートアイランド現象の抑制にはつながります。屋上緑化は、屋上直下の部屋の室温は下げられますが、温度を下げるという一つの目的だけに高額な投資をするのではなく、公益的な目的で緑化を推進すると、ビルや会社のイメージアップにもつながり、効果的だと思います。緑化を増やすことで、例えば、共用の憩いのスペースをつくる、敷地内に多様な植物を植えることで生物多様性に寄与できるなどの役割があります。

 

Q. 植栽が枯れてきて、マンション管理会社に問い合わせていますが、これといった提案がありません。 

Q-GARDENは、枯れてしまった部分だけの対策ではなく、全体の植栽改善プランを❛複数❜ご用意します。点で起きた問題だけではなく、全体の植栽との関係をみながら、予算に合わせていくつかのプランをご提案することが可能です。

 

Q. 生垣が部分的に枯れてしまい、目隠しにならなくなってしまいました。

植え替えを検討するか、生け垣をやめてフェンスにするかという選択が考えられます。生け垣の場合は、初期の植栽費用は少なく済みますが、毎年のメンナンスのコストがかかります。フェンスにすると、最初の設置コストは高くなりますが、ランニングコストは低くなります。Q-GARDENは、コストの比較と景観デザイン的な観点で、マンションのコンセプトに合わせてご提案いたします。

 

Q. 専用庭も剪定してもらえますか。

剪定いたします。しかし、共用部分とは別の費用分となりますので個別のご請求となります。

 

Q. マンション理事会や住民説明会で植栽管理に関する説明や提案をしてもらえますか。

いたします。植栽のプロが住民の皆様に直接説明することで、皆様の理解も進みます。また、質問に直接お答えすることができるので、意思疎通がスムースに行えるメリットがあります。

 

Q. 住んでいるマンションの植栽管理に要する費用が年々増加しています。長期的に植栽管理を考えていきたいのですが、良い方法はありますか。

Q-GARDENは、予算の優先順位を第三者的にアドバイスしています。住民によってご要望はバラバラです。マンション全体のバランスを考え、「危険度の高さ」「景観的な問題」「デザイン性」など、客観的に作業の優先順位を考え、最適な作業プランをご提案します。

カテゴリー: COLUMN
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