横浜市 A様邸① “リビングから眺める庭づくり”

 横浜市の住宅街にお住まいのA様は、広大なガーデンスペースをお持ちですが、管理がとても大変という悩みを抱えていらっしゃいました。2017年1月、家のリノベーションをきっかけに、Q-GARDENに最初のガーデンデザインをご相談いただきました。

第1期工事:2017年5月~6月(①のエリア)

 第1期の施工については、増築したリビングの窓からの眺めを、心地よいものにしたいというお客様のお考えがありました。お客様からの庭づくりの条件として、日々のメンテナスを楽にしたいということも重要なポイントでした。舗装面積を増やし、そこをテラスとして利用することに。結果的に雑草が生える地面を減らすことができました。その上で、四季折々の植物を楽しめる庭づくりを検討し、予算に合わせた植栽などの材料選びをします。

 植栽は、管理に手間のかからないもの、成長しすぎないものを前提に、一年を通じて花や実を楽しめる植物をお客様と相談しながら選んでいきます。春には、落葉のリキュウバイやシロヤマブキ、常緑のヤマボウシ、ガールマグノリアを。下草にはゲラニウム、シランなどのお花も楽しめて放置しても可能な植物を選びました。夏には、アガパンサス、ギボウシ、カシワバアジサイ。秋には、ツリバナ、実と紅葉が楽しめるオトコヨウゾメ、下草でシュウメイギク。冬は、赤い実をつけるソヨゴ、下草で様々なクリスマスローズを植栽しました。

 ガーデン全体としては、隣の家のフェンスが特徴的な色をしていたため、そのフェンスを隠すように、木製フェンスで高さ1.5~2.5mほどの壁をつくり、L字で囲むようにして箱庭のようなデザインに。フェンスは、耐久性とコストバランスを考慮してセランガンバツ(ハードウッド)を選択しました。舗装する地面は、コンクリートテラスですが、”洗い出し目地”でアクセントをつけました。

<AFTER>

<BEFORE>

 高さのある花壇、そして手前にも植栽するなど、奥行き感のあるデザイン設計することで、リビング室内から庭自体を立体的に見えるように工夫しました。外にもうひとつお部屋ができたこと、そしてタイマー式のライトアップ照明を導入したことで夜間のガーデンを楽しめるようになったことで、お客様に感激のお言葉をいただきました。

 

<関連ページ>

◆第2期工事:2017年11月~12月

◆第3期工事:2019年5月~6月

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