横浜市 M様邸① “リビングとつながる庭<前半>”

“リビングとつながる庭”

3月8日より、横浜市港北区M様邸リニューアル工事がスタートしました。
前日の雪があっという間になくなる程の晴天、空気は冷たいですが、気持良い天気です。

今回M様邸では、お庭・エントランス部分の植物の植替え、レイズドベッドの製作を行います。
お客様より、華やかでありながら、自然に溶け込み、四季折々の植物を楽しむ事ができるお庭、というご依頼を頂き、プランニングしました。
現在のお庭にはツバキ、ハナミズキ、サルスベリ、アジサイなどの花木が、多数植わっており、既存の植物との調和を考慮し、植物を選びました。

作業は植物の移動・撤去、景石の移設から行います。
現在お庭には、敷石に沿って景石が設置してあります。しかし、景石が点在している為、ビューポイントがなく、ぼんやりとした雰囲気になっています。そこで、リニューアルプランでは、石を一か所にまとめ、庭の一部をロックガーデン風にします。

■石の移動 
石は、地上に見えている倍近く地下に埋まっています。このような石を移設する場合、丸太の上にチェーンブロックを設置したものを、使用します。

0314_1.jpg丸太の脚を三方に開き固定、チェーンを使い石を移動

■レイズドベッド
植物を撤去した場所に、レイズドベッドを設置します。
レイズドベッドの高さを、デッキ床面より少し低く設計しました。
リビングルームに座りお庭を眺める際、デッキの先に、植物が見えるようプランニングしました。これにより、リビングルームとお庭がつながり、空間が広がります。また、植物のお手入れをする際にも、腰をかがめる必要がないため、お手入れもしやすくなります。

0314_2.jpg

赤みの強いベルギー煉瓦を使用

 

植物を掘りあげた際、冬眠中のニホントカゲの幼体を発見。

0314_3.jpg黒地にブルーの尾が美しい幼体
もう少し寝ていたい!?

レイズドベッドは、モルタルが完全に固まるまで数日おいておきます。その後、土と植物を入れていきます。これからどのように変化していくか、次回ブログをお楽しみに!

kn

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