横浜市 A様邸② “パーゴラのある憩いのスペース”

 第1期の施工でご好評いただいたA様より、別エリアのお庭のスペースについてもガーデンデザインのご依頼をいただきました。以前飼っていた犬用のテラスを活用して、その周辺の庭をリニューアルしたいというご要望です。

第2期工事:2017年11月~12月(②のエリア)
パーゴラ工事:2018年4月・2日間(②のエリア)

 もともと、コンクリートのテラスにはテーブルと椅子が置かれていて、その周りにはポツポツと木が植わっていましたが、面積が広大でお手入れが追いつかず、お庭を楽しむという風景にはなっていませんでした。しだれモミジ、しだれ梅のほか、ツツジが沢山植わっていたため、それらの既存の木をいかしながらお庭を構成することにしました。

 草取りの手間は、広めに通路を取るなど、全体的に舗装の面積を増やすことで軽減することができます。さらに、もともとお庭にコンクリートの平板が何枚かあったものを、植栽メンテナンス用の通路の舗装にも活用しました。

 新たに植えたものとして、下草にはヒメシャガやフウロソウ、低木のバイカウツギ。お客様のご要望で、夏に涼しげなお花を咲かせる西洋ニンジンボクを。そのほか、古いオリベスクを塗装して、そこにクレマチスを植えました。古い井戸をレンガで囲い、それに合わせて、玄関そばに丸い形のレンガの花壇もデザインしました。

<AFTER>

<BEFORE>

 既存のテラスは基礎部分のみ残し、砂岩系の石を貼り直し、今どきのモダンなイメージに改良。このテラスは日当たりがよいので、モッコウバラを絡ませたパーゴラをつくりたいというお客様のご要望にもお応えしました。デザインパネルで囲いを施し、パーゴラの下に再度テーブルと椅子を配置して、憩いの場に生まれ変わりました。

 実は竣工の際に、土地の形状の影響で、強い雨が降ると土が流れてしまう部分があることが発覚。植栽がなかなか根付かないという問題が起きました。急遽、斜面に土留めをする対策を取り、予想外に大変なこともありました。しかし、お客様がお庭の管理が楽になったと喜んでいただけたことで、弊社にとっても大変やりがいのあるWORKでした。

 

<関連ページ>

◆第1期工事:2017年5月~6月

◆第3期工事:2019年5月~6月

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