2023年 新年のご挨拶

2023-01-04

新年 あけましておめでとうございます。

いわゆるパンデミックというものが始まって、3年が経とうとしていますが、その間多くの方が感じたことは、より自然の近くで過ごすが、安心につながるということだったのではないでしょうか。実際、都心を離れて自然に近い場所に移住される方が増えていたり、キャンプを楽しむ方が増えていたり・・・

そんな中、ガーデニングに対するアプローチも徐々に変化してきていることを実感します。公園愛護会の活動で、落ち葉で堆肥をつくることで、落ち葉を「捨てるもの」から「土を良くするもの」に価値を変えること、また、その過程でカブトムシの幼虫が生まれて、子供たちの人気スポットになっていたりと、「お花を植えて手入れをする」という活動から、自然環境を知るきっかけや、世代を超えたコミュニケーションの場となっていくことなど、ガーデニングという活動を媒体として、より広い範囲へ世界が広がっていく状況が、当たり前のようになってきました。

また、ヨーロッパで始まり、日本でも浸透しつつある「ナチュラリスティックガーデン」の流れは、人間は、自然を制圧することなどできないということに、ようやく気づかされた結果ともいえるかもしれません。そう考えると、昔から自然界には八百万の神がいるとされ、草や石にも神が宿るという感覚をいまだに持ち合わせている日本人は、ナチュラリスティックに最も近い感覚を持っているといえるかもしれません。

2011年に法人設立をした弊社は、今年、12周年を迎えます。12年前とは、人々の意識が変化してきている世の中で、12年前と変わらないのは、「すべての庭をオーガニックに!」という理念です。

さて、今年は、
初心者の方にも、オーガニックなガーデニングが始められるよう、わかりやすく解説した本が、2月下旬に出版予定です。
また、4月26日から開催される「第40回 全国都市緑化フェア仙台」では、会場の植栽関係のデザインと現場監理として関わらせていただいています。

様々な活動を通して、より一層、日本全国に居心地の良いガーデンが広がっていくお手伝いをしていきたいと考えています。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社Q-GARDEN
代表取締役 小島理恵

カテゴリー: COLUMN, ブログ
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