法人設立9周年の法要を行いました!

2020-07-08

先日、株式会社Q-GARDEN設立9周年の法要を、足利市にある大岩山毘沙門天で行ってきました。

大岩山毘沙門天は、天平17年(西暦745年)に行基上人によって開山された、日本三仏・関東最古の毘沙門天です。そんな由緒のあるお寺とご縁をいただき、5年ほど前から、事業繁栄の年間護摩をお願いしてきました。

また、3年ほど前より、自然保全計画と植林事業についてご相談をいただくことになり、植林の手法などを県の林業課・森林組合の方と共に話し合い、アドバイスをさせていただいたり、境内で傷んで倒れそうになっている樹木を、アーボリカルチャーという特殊な手法で剪定・伐採を行ったりと、様々な場面で関係を深めさせていただいてきました。

そこで、9年という区切りの年に、これまでの事業繁栄への感謝と、今後のさらなる事業繁栄、また、関係者の安全祈願を行いたいということで、昨年秋より準備を進め、創立記念日の3月に行う予定だったのですが、新型コロナウィルスの影響により、延期となっていたのでした。

法要の先日に現地入りし、植林が終わって2年ほど経った山の様子を見てきました。60年前に植林されたスギの一斉林が伐採されたところに、今回は、スギと共に、サクラ・カエデ等も植える混交林を目指しています。計画当初、このあたりはシカが多く出ることから、サクラの活着率はかなり低い(場所によっては1割程度のこともあるらしい)と言われていましたが、目視したかぎりでは9割程度活着しているという感じで、将来に向けて、とても明るい気持ちになりました。

法要当日は、朝方まで激しく降っていた雨も止み、新緑の美しい、とても澄み切った空気の中で、法要を行っていただくことができました。参加者の皆様にも、「すごく気持ちが良かった!」と喜んでいただけたことが、何よりも嬉しいことでした。

今回は、境内で伐採した樹齢250年の杉から、特別にお守りを作成し、安全祈願をしていただいたものを、これまで協力してくれてきた職人さんたちに、オリジナルの手ぬぐいと共に配ります。

さて、これで、一区切りがつきました。

「終始一貫」。

一つのことを終わらせることで、次のことを始めることができます。これまでの仕事も大切に継続しつつ、新たなプロジェクトに向けて。気持ちを新たにした一日でした。

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